EVERNOTEをプランニングのプラットフォームに

既にいろんな方が取りあげているEVERNOTEですが

特徴は2つ
 ・文字、画像、URL、PC&ネットの画面、iphoneで撮った写真などなど、
  ワンストップでこなすメモ&スクラップブック
 ・Mac、Win、iphone、mobile、どの端末からでもほぼ同じ環境で読み書きOK
私の場合、自分のMac、仕事場のWinXPiphoneで使っています。
詳しい内容とダウンロードはこちら
Best Note Taking App - Organize Your Notes with Evernote
使い方のイメージは、EVERNOTE.comのサイトの動画をご覧くさい。
こんな感じです。
http://www.youtube.com/watch?v=i_ncr1Ee9e8:movie:w300,h300

基本的な扱い方については、いろいろな方がリリースしていますので、
ここでは、私の場合を紹介します。

パワーユーザーの方には「なんだ」という内容です。ごめんなさい。

インストール済みのデスクトップの画面です。

それでは順番に
1.準備
 ・企画案件が決まったら、EVERNOTEを立ち上げ
  「New Notebook」にタイトルを付けて一冊ノートを作成します。

 ・次に、このNotebookの中にNote(ページに相当)を作ります。
  私の場合は、まず落書き用のノートを「仕入れ」というタイトルで作成します。
  通常、私は「クライアントから預かった資料」「リサーチ」
  「ヒヤリング」用のノートを別々につくっておきます。
  タイトルの下にあるタグ欄に必要なタグを書き込み(ここでは「案件名」
  「仕入れ」の2つ)これで準備は完了。
2.仕入
 ・準備で作った「仕入れ」ノートに必要な情報、データ、画像etcを
  手当たりしだいに書き込んでいきます。
  併せて、調査やヒヤリングの結果も各ノートに、
  なるべく小さな要素にして書き込んでいきます。
  ここでは、余計な頭を使わずにデジタルに、
  とにかく、思いついたことをどんどん吐き出します。

  Webの中で探したネタ話や画像、サイトも必要なカタチで
  クリップ(下写真左)し、スクラップ(下写真右)していきます。
  EVERNOTE.comで無料提供されている
  Webクリッパー(切り抜きソフト)が便利です。
 
  ノートの中身は、WinPC、iphoneからでも読み書き自由。
  iphoneからは、「カメラ」で撮った画像やボイス録音(下写真右)を
  ノートに送ることもできます。
  

3.構想
 「仕入れ」「調査」「ヒヤリング」「クライアント資料」のノート
  が埋まったところで、一旦、パソコンから離れます。
  何をするかといいますと、吐き出された要素を眺めながら、
  プラン全体のストーリー、コア・アイデアetcを紙の上で構想します。
  行ったり来たり、描いたり潰したりの繰り返し。
  少ない時でA4で30枚位は書き散らかします。
  まだるっこしいようですが、ここがいちばん肝心なところです。

4.組み立て
  戦略コア、ストーリーがほぼほぼ固まったところで(未だネジは緩め)
  再度、EVERNOTEに戻ります。
  今度は、先ほどのNotebookの中に、プランの章ごとにNoteをつくります。
  章立てが全部決まっていない場合は、決まった章(Note)から
  埋めていって、あとから順次、追加削除してリメイクを行います。
  Noteは階層構造がつくれますから
  アウトラインプロセッサーの要領で企画を組み立ていくわけです。 

  サムネイル・ビュー機能を使えば、スライド・ビューのように
  全体を俯瞰することができますし、各ノートの書き換え、入れ替えも自由。

5.アウトプット
  ノートが完成したところで、あとは、用途に合わせてKeynoteやPagesに
  貼込んで完成です。


EVERNOTEでメモした全てのデータファイルは、EVERNOTE.comの中の
自分のページにログインすることで見ることができます。


本日のノート
・プランニングは、仕入れ1割、構想8割、仕出し1割
・アイデアは思いつき→思い散らかし→思い至るもの